麻覇王の美しき硝子の蛙

ジュエリー

ピンク色の花弁も美しい。

世界一美人の蛙だと思う。

マーブルな色合いが綺麗。

ピンク、ピンク、ピンク。

それぞれの美しさ。

芸術家、音楽家、文筆家…世界的・歴史的に著名なアーティストに男性が多いのは何故なのか。幼少期より疑問に思っている事のひとつだ。宝石商や彫金師にも男性が多く、綺麗なものを見出し創り出す才能に長けている。案外と女性の方が、そういったものに鈍感なのかもしれない。完成品を購入して身につけるのは女性が多いが、どんな目的でジュエリーやバッグを所有しているのか…純粋なる気持ちで、その作品の美しさに感服しているのかは甚だ疑問である。若い時分、綺麗な品物を探し歩くのが趣味だったが、付き合ってくれるのはいつも男性で、綺麗なものを見つけては互いに共感し、それはとても楽しい時間だった。女性となると、大抵が関係のない話をし続けて、美しいディスプレイにも上の空、ねぇ疲れたからそろそろ何か食べない?とくる。そう言えば、息子が同級生のお嬢さん達と遊びに出かけた時の事、帰宅して色々と話をしてくれたのだが、女の子達って始終何か食べてるんだね…可愛い物が好きなのかと思っていたけど、食べる事以外に興味がなさそうだった…と落胆していた。今も昔も変わらないのだろう。世の中の女性向け雑誌にはダイエットと食べ物という矛盾した特集が常に組まれ、男性向けの雑誌には銘品や拘りの品々の特集が組まれている。それでも女性らしくある事を教育されていた時代は、上手くいっていた。今は女性らしさなどと言えば、時代錯誤!性差別反対!!となってしまいそうだ。結婚したくない男性、恋人も作らない男性が増えているのも頷ける。女は女らしくないから、女らしくなさいと躾けられていたのだ。当然、男は男らしくないから、男らしくと鍛えられた。女らしくない女と男らしくない男が増えた結果、大変な事になっていると密かに思っている。我が息子は男らしくあれと育てた結果、女らしい女が好きな男になった。ちゃんと女らしく育ったお嬢さんも存在しているから大丈夫だと言ってある。麻覇王の硝子の蛙は、いかにも男性らしい、美しい感性の作家の作品。この美しいピンク色がどうにも好きで、とうとう3個目になる。この可愛らしい蛙は、きっと男性にしか創れない。とびきり綺麗で可愛くて繊細だ。やはり男とは、本当にデリケートな存在なのだと、つくづく思う。

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