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ヴィンテージのマーサ・ローレンス。
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人工象牙と象牙、どちらも美しい。
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大人だから、これくらいにしておく。
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人工象牙のパーツは、お馴染み男性作家・erefante氏の作品。まだ新しいから白いけれど、人工象牙も象牙と同じく、色濃く育つのを楽しめる。
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ブレスレットやバングルを着けていない日はない。着けていると落ち着くのだけれど、何かと変わっているとよく言われる。変わっているのは生まれ付きだから、言われても気にした事はない。幼少の頃に、変わっていると言われたら褒め言葉よ、人と違うのは良い事、と母から教え込まれて今に至る。父も大変に変わった人だが、端正な容姿に頭脳明晰というエリートだったから、非常に納得しながら育ってしまった。今でこそ発達障害やらと名前が付いているが、発達に障害とは失礼な、特別発達とでも呼んでほしいものだ。そんな訳で大学に行く時も、両手首や首や指や耳には大量の装飾品を欠かさなかったから、ちょっとした有名人だった。重くない?と聞かれるのだけれど、全く。着けていて、それが普通で快適。きっと前世にでも関係しているのだろう。ざっくり、感覚的に、ともすると適当に考える。これも私の特技で、あまり深くは悩まない。前世とか神とか先祖というものも、物心ついた時から当たり前に感じて生きてきた。だから感覚的、直感的なのかもしれない。ナンタケットバングルを何年振りかに作りながら思う。随分といい具合に、適当に編めるようになった。見本に選んだ真っ白なバングル、たかが数年前なのに、肩に力の入った神経質な編み目をしている。ナンタケットバスケットは、その繊細な編み目ゆえに、編み手の精神状態が顕著に表れてしまう。歳を取るのを嫌がる人がいるが、この余裕と適度な鈍感力は歳を重ねてこそ、私は大いに気に入っている。
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