I TAWT I TAW A PUDDY TAT!I DID! I DID TAW A PUDDY TAT!(I thought I saw a pussy cat! I did! I did saw a pussy cat!)
アンティークジュエリーと。
ランダーブルーターコイズの腕環と。
巨匠ドン・デワ氏の刻印。
トゥイーティー好きには堪らない。
絶妙なサイズ。
中学生になった時、もう自分で起きるようにと目覚まし時計を買ってもらった。かつて横浜駅にあった雑貨店には当時まだ珍しかった外国キャラクターの品物が置いてあり、その雑多な品々の中から見つけたのがTWEETYの時計だった。ブリキ製でネジ巻き式のレトロな目覚まし時計は、数十年の時を経て今なお動いているし、トゥイーティーへの愛も今なお健在である。大人になるまでトゥイーティーについて何も知らなかった私は、アニメーションを見てますます好きになった。こんなに可愛い見た目で、なかなか悪いカナリアなのだ。彼を食べようと画策する「悪いネコたん」シルベスターも容赦なく悪いし、それを撃退するトゥイーティーも凄まじい。とっても可愛いくて無邪気に悪い。トム&ジェリーやバックスバニー&ダズマニアンデビルも然り、清く正しい主人公が友情や愛の為に自己犠牲を払って活躍するのではない。登場人物達が一歩も譲らず鎬を削り、我が欲の為に戦い続ける。日本のアニメーションとは全てにおいて大きく違っていて、私の性に合っている。ルーニーチューンズの中でも際立って可愛いトゥイーティーは、その悪さも抜群だ。そこが堪らない。こんな大人になっても、好きなキャラクターグッズには目が無い。かといって、大人が身に着けられるような物は少なく、殆どが子供向きだったりする。そんな大人になったトゥイーティーファンの寂しさを一掃してくれる品が、実は密やかに存在している。ネイティブ・アメリカン・アーティストの巨匠、ドン・デワ氏のジュエリーもそのひとつ。ズニ族伝来のインレイ(象嵌)ワークで制作された作品は、もはや芸術品である。虹色に輝くカナリーイエローのシェルは、正にトゥイーティーカラー。無垢な瞳にはスカイブルーのターコイズが施され、あの可愛いトゥイーティーそのもの。ダイヤモンドのブレスレットと合わせても良いし、当然インディアンジュエリーと合わせても良い。子供には少々高価。高価だから良い。高価だからこそ、大人に相応しいトゥイーティーになる。
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